志望校を決める際には、自分にどのくらいの学力があるのかを知る必要があります。
そんな時、数値で提示されるとわかりやすいですよね。
そこで確認したいのが「偏差値」です。
今回は、学力レベルを確認するための「偏差値」について解説していきたいと思います。
▼学力レベルを確認する「偏差値」
簡単に言うと「テストを受けた全体の中での自分の位置」を知るための指標が偏差値です。
平均点を「50」とし、それより高ければ51以上、低ければ49以下で表され、ほとんどの場合は「25~75」の範囲で表されます。
■「平均点」との違い
自分の位置を確認するのであれば「平均点でもいいのではないか」と思いますよね。
平均点の違いは「得点のばらつき」が考慮される点です。
平均点「75点」のテストでも、得点が「60~80点」に集中した場合と「25~95点」までばらつきが生じた場合では同じ「82点」を取ったとしても偏差値が異なります。
ばらつきが少ない場合は平均点から離れた点数を取りにくいため、平均点より高いと高い偏差値が出やすくなります。
▼偏差値の計算式
偏差値は、次のような計算式で求められます。
「(自分の点数-平均点)÷標準偏差×10+50」
■標準偏差とは
そのテストの得点のばらつきを表す数値が標準偏差です。
点数のばらつきが大きいほど、標準偏差の値は大きくなります。
▼まとめ
そのテスト全体の結果のばらつき方によって、同じ得点でも偏差値が異なります。
そのため、平均点よりも詳しく自分の学力レベルを確認することができるんです。
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